サイババ体験記は1回目のインド旅行の話が終わりました。
その頃日本で何をしていたかお話します。
冬はスキー場で働いていました。
最初はリフト係をやっていたのですが、インドへ行く3年ほど前から圧雪車に
乗っていました。
これです。
(写真は圧雪車の販売会社スノーシステムからお借りしました。)
スキー場はたくさんのお客さんが滑ると斜面がボコボコになってしまいます。
松ちゃんが働いていた八方尾根スキー場は日本でも人気があるスキー場で、
バブル景気ということもあってかなりのお客さんが来場されていました。
夕方にはコブだらけで、初心者などは滑ることが出来ません。
そのコブだらけの雪面を圧雪車で平らにするのです。
仕事は基本夕方お客さんがいなくなってから、しかし雪が降っているときは
滑りやすいように夜中から営業時間ぎりぎりまで作業します。
今は圧雪車の性能もかなり良くなっているのですが、松ちゃんが始めたころは
綺麗に平らにすることは難しいことでした。
慣れてしまえば音楽を聴きながら車をドライブしている感覚で作業できますが、
最初3年くらいはゲレンデを綺麗にするのに大変な気を使っていました。
八方尾根は山としても魅力的で、一番下から上まで圧雪車で行き来するのは
面白かったです。
また、夜の星や朝日、朝焼けの山などとても綺麗なものでした。
しかし八方尾根は風が強く、風速2,30メーターは当たり前という時もあり、雪が舞って
前が何も見えない状態になります。
時には風速5,60メートルということもありました。
そんな時はリフト小屋の屋根が吹き飛ばされたり、4人乗りの重たいリフトの
搬器が1回転してました。
さすがにそんな時は作業せず待機してましたが、、、。
また一晩に腰のあたりまで雪が積もることもしばしばあり、朝までに作業が終わらないことも。
夕方からの仕事の場合、お客さんがいなくなった5時から始めて11時くらいに終わり、
酒を飲んで寝ます。
いつも朝一、お客さんより早くリフトに乗って滑りに行きます。
ゲレンデ整備状況のチェックということで、我々オペレーターは滑り放題でした。
誰もいない真っ平らなゲレンデをかっ飛ばすのは気持ちの良いものです。
お昼頃まで滑って、昼ご飯を食べて仮眠、また夕方から仕事。
雪降っていたらそのまま酒を飲んで寝て、夜中に起きました。
そんな楽しい仕事でした。
これで給料もかなり良かったのです。
会社の体制がちょくちょく変わったので一概に言えないのですが、11月半ばから
5月の連休まで働いて、一冬で200万円貯まったこともありました。(数回ですけど)
90年代はインドの滞在費、航空券も安く、贅沢をしない松ちゃんは20万円ほどで
半年を暮していました。
だからかなりの貯金ができました。
インドに行きながらかなりの貯金が出来たのも、サイババのおかげだったのかも
しれません。
(今は無くなってしまったのですが、、、。)
神の恩寵で楽しい冬の生活を送ることができました。
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