サイババはただのオジサンだった・サイババ体験記9

古いバスに揺られて4,5時間ほどでホワイトフィールドに到着。

今は、インド各地道路がとても整備されています。
昔はプッタパルティとバンガロール間の道は街や村の中を
通っていて、バスで4時間ほどかかっていたのですが、
今はとてもきれいな広い道路が、車専用とはなっていないようですが、
日本の高速道路のような感じに整備されていてかなり早く着きます。
ただバンガロールは現在渋滞がとてもひどくなっているので、
時間帯によっては街中を抜けるのにかなり時間がかかったりします。
ホワイトフィールドは、バンガロール駅から23キロほどの郊外にあります。
その頃は周りは緑いっぱい、田んぼや畑も多く、近くには大きな湖も
あってとても綺麗なところでした。
昨年20年ぶりくらいに行ってみると、道路は広くきれいになっていて、
アシュラムの近くには高級マンションがたくさん建っていて、
全く違った雰囲気になっていました。
アシュラムの前でバスは停車。
ホワイトフィールドのアシュラムは、プッタパルティに比べてこじんまりとした
感じです。
どうしてよいのかわからなかったのですが、アシュラムの中には入ることが
出来るようなので、恐る恐る侵入。
少し離れたところに、日本人の青年が一人で座っていました。
やはり海外の知らないところで不安な時に、日本人に会うと
ほっとしますよね。
彼に話しかけ、アシュラムのことをいろいろ聞き、彼に連れられて
アシュラムの中に宿泊する手続きをすることが出来ました。
アシュラムの部屋は10畳くらいのおおきさで、4人部屋、
すでに3人が寝泊まりしていました。
直ぐに夕方のダルシャンがあったので、そのまま薄汚れた
普段着で参列。
ホールに順番に入って座ってサイババが出てくるのを待っていました。
音楽がかかって遠くに赤いローブを着たサイババが登場。
皆の前を歩きながら手紙を受け取ったり、何か話をしています。
だんだんサイババが近付いてきて、かなり近くでサイババを見ることが
出来たのですが、、、。
これがサイババか―!
オーラが凄いとかわかる人もいたりもしますが、ほとんどの人、
松ちゃんもそうでしたが、ただのオジサンにしか見えなかったです。
20分ほど皆の周りを周った後、サイババは壇上にあがり椅子に着席。
何やらインドの歌が始まり、リードに続いて皆が歌い、サイババが
聞いています。
30分ほど歌が続いて、最後にサイババの前で火が回されて
サイババ退場。
最初のサイババとのご対面は、こんなものでした。
サイババも見ることが出来たし、4,5日後にはここを出て
旅を続けようかなと思っていたのですが、、、。
つづく。

 

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