インドの新札

 

昨年の11月8日、インドで突然1,000ルピー札と500ルピー札の
使用を禁止する発表がありました。
午後8時、予告なしにモディ首相自らテレビ演説をし、4時間後の9日0時から、
現在の1000ルピーと500ルピーの廃止を宣言。
松ちゃんは夜中のインターネットでこのニュースを見たのですが、
この時は
「ふーん、そうなんだ。」
くらいの印象でした。
街中では、直ぐにATMの前に長蛇の列が出来たそうです。
その時は引き出し制限もなかったので、直ぐにATMの中の現金は無くなったとか。
松ちゃんたち家族はその時はあまり現金を持っていなかったので、
交換すると言うことではほとんど困らなかったです。
こちらにいる日本人の中には、ルピーのレートが良い少し前に、
日本円で30万円ほど交換して現金を持っている人もいました。
この人は、さわこさんのインドの銀行の口座に一旦入れて、
今少しずつ新しいお札で引き出しています。
他に6万ルピー持っていた人がいて、この人は新札の発表がある少し前に
日本に帰ったのですが、現金はインドの部屋のカギをかけたスーツケースの中に
置いたまま。
交換期限の年内にこちらには戻ってこれず、何とか交換する方法はないものか
調べていたのですが、結局紙くずになってしまいそうです。
6万ルピー、今のレートで10万円弱。
他にも松ちゃんの知り合いで3万ルピー持ってるが、どうにかならないかと
言う問い合わせもありました。
昨年末までだったら、日本からこちらに来る人もあったのでどうにか
なったのですが、、、。
世界中でかなりのインドルピーが紙くずになったことでしょう。
旧札をほとんど持っていなかった松ちゃん達ですが、やはり困りました。
普段は新生銀行に入れてある日本円を、ATMでこちらの現金で引き出すのですが、
ATMには現金がない、入っていても直ぐになくなる、
1日に2000ルピーしかおろせない。
アシュラムの中にもATMがあるのですが、軽く1時間はならんでいました。
並んでいる途中で現金がなくなることも、、、。
アシュラムの外から多くのインド人もやってくるので、
ある時からは朝の5時くらいにATMがオープン。
毎朝松ちゃんは引き出しに行きました。
朝早くて大変だったけれど、ほとんど人が並んでなく、毎日おろせました。
一日におろせる金額は2000ルピー、
後から気付いたのですが、新生銀行のカードだといくらでもおろすことが
できました。
この新生銀行のカードとても良いですよ。
世界中のATMで降ろすことが出来、レートもいいのです。
インドの銀行で日本円の現金を両替するよりレート良いですよ。
海外滞在、長期旅行にはお勧めです。
今回のこの政策、一番の目的は脱税対策ですかね。
インドでは、低所得者だけでなく、富裕層でも納税していない人が多く、
タンス貯金もかなりあるそうです。
ブラックマネーのあぶり出しにも有効だったのでは。
松ちゃんはこの政策、弱い者いじめと言うよりは、強いものを
懲らしめるためのものじゃないかと思いました。
日本でも貯金封鎖があるかもしれません。
日本の場合は、税負の愚策による弱い者いじめと言えそうですが、、、。
松ちゃんも行っていたゲーリーポーネルの学校のかなりサイキックな人によると、
2021年頃かな~
と。
それまでに何か対策しておかないと、、、。
あ!今貯金ぜんぜんないや!

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